はじめて入れ歯をお考えの方へ
入れ歯の心構え、お持ちですか?
「歯が抜けたら、入れ歯を付ければ問題ない」と気楽に考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、入れ歯を使いこなすのはそんなに簡単なことではありません。入れ歯を使いこなすには、下記のような「心構え」が必要なのです
違和感を乗り越える
個人差はありますが、入れ歯の付け心地には違和感があります。入れ歯をはじめて着けた人なら、「こんなものを着けたら食事がしづらくなってしまう」と言いたくなるものです。しかし、入れ歯に慣れて使いこなせるようになると、「なければ生活が成り立たない」というほどの必需品になります。
例えば、視力の低い裸眼の人がコンタクトレンズを付けることになったら、それがどんなに快適でやさしい着け心地だったとしても、最初は違和感に戸惑うことでしょう。「これなら、見づらくても着けないほうがましだ」と思うかも知れません。しかしその違和感の壁を乗り越えてある程度慣れてくると、今度は「コンタクトレンズなしの生活は考えられない」という感想に変わってくるのと同じことなのです。
はじめて入れ歯を着ける時は、違和感があるのが当然という意識を持って「違和感を乗り越えるぞ」という心構えで挑みましょう。
発音の問題を乗り越える
言葉を発する時は、空気が口の奥から外に向かって流れています。その空気の流れを舌や唇で操作することによって、いろいろな言葉を発音することができているのです。
しかし入れ歯を着けることで、空気の流れ方や舌や唇の動きが変わってしまい、今までのようにうまく発音できなくなります。
義歯完成後も数回にわたり受診し、義歯の大きさ、形態を修正してもらうことが必要です。使用した感じをそのまま歯科医に伝えてください。痛みがなくなり、違和感もなくなってくると装着できる時間が長くなります。そうなれば自然に発音の問題も解決します。

